2017年11月26日日曜日

microbit の使い方などのまとめ

micro:bit(マイクロビット)を実際に使ってみて書いている備忘録です。
随時更新中です。

WEBサイト

電源の入れ方・電力供給方法

以下のいずれかで電源が入ります。
  • PC と USB(マイクロB)ケーブルで繋ぐ
  • 電源用コネクタと単4電池2本(1.5v × 2 = 3v)を繋ぐ
  • 3V 端子と GND 端子を利用して 3V の電源を供給する
  • 裏面の給電パッドへ直接つなぐ
https://www.kitronik.co.uk/blog/powering-your-bbc-microbit/

電源の切り方

文字通り電源を切るw(電池を抜くなど)
電源スイッチなどというものは存在しない!
PC じゃないから電ブチしていいみたい。

初めて電源を入れた時

予めちょっとしたプログラムが入っていて、それが実行されます。
  1. ハロー!
  2. Aボタンを押せ
  3. Bボタンを押せ
  4. シェイクしろ
  5. 傾けてドットを合わせろ
  6. グレイト!
  7. さぁコーディングしようぜ!
という流れのプログラムです。

リセット方法

裏側のボタンをぽちぃー
するとプログラムが最初から実行されます。

MICROBIT ドライブとして認識されない!

百均などの充電専用USBケーブルでは、電力供給はできるけど、ドライブとしては認識されないので注意。
ちゃんとデータ送受信が可能なケーブルを使いましょう。

Javascript と Python の違い

機能的な話ね。
Javascript でしかできないこと
  • LED に当たる光の明るさを取得
  • Bluetooth の利用
Python でしかできないこと
  • Speech モジュールの利用
  • 浮動小数点値の利用
他にもあるかも。

Javascript エディターで気をつけること

どうやら正確には TypeScript らしい。
  • 1/5 も 4/5 も 0 が返される。(切り捨て)
  • 色々と使えないメソッドがある。(Math.ceil とか Array.slice() などなど)
    基本的にブロックが用意されていないものは使えない。
    コードエディタであれば複合代入演算子(+=とか)は使えるけど、ブロックエディタには戻れなくなる。
  • 配列のすべての要素は同じ型じゃないとダメ。
  • シミュレーターは必ずしも正確ではない。
    例えば「数を表示」ブロックを繰り返すと、数字が連続して表示されるが、実機では1画面分区切られて表示される。

PCとシリアル通信

USB ケーブルでシリアル通信ができます。

Windows ではドライバをインストールする必要があるみたい。
micro:bit 挿しても未インストール時はこうでした。
インストールしたらこうなって COM3 として使えるようになりました。
なお、ドライバーをインストールする時に micro:bit が挿さってると怒られるので抜いとくこと。
古いドキュメントへ飛ばされたり 404 へ飛ばされたりするかもしれないけど、最終的に arm MBED のサイトから「mbedWinSerial_16466.exe」をダウンロードできれば正解と思われ。(MBED ってのは micro:bit の兄貴分みたいなやつらしい)
投稿時点ではこれが最新のページかな?

ボーレートは115200。
デバッグの為であればシリアル通信ができるフリーソフトなどを利用しましょう。
プログラムから利用したい場合は、
  • Python なら pyserial
  • Node.js なら Node-Serialport
  • Node-RED なら serial ノード
あたりを利用すると良いのではないでしょうか。しらんけど。

3V 端子から供給できる最大電流

公式サイトの安全のアドバイスからリンクされている虎の巻(PDF)では 100mA までと書かれている。

micro:bitの電源供給について
上記サイトでは 90mA まで、とのこと。

端子に使えるネジ(ボルト)やナットの種類

ネジって素材とかメッキとかアホみたいに種類があるので間違えて絶縁ネジとか買ってしまわないように注意。
  • 形:皿ネジ
  • サイズ:M3(長さはご自由に)
  • メッキ:ニッケル、クロメート(ユニクロ)
  • 素材:銅(黄銅、真鍮)、アルミ
より詳しい記事を書きました。

Bluetooth で接続

AとBボタンを押しながら、リセットボタンを押すとペアリングモードになる。

micro:bitモバイルアプリの使い方

iPhone のブラウザでコーディングして、micro:bit のアプリで micro:bit へ送信できました。
Bluetooth を利用して micro:bit と通信する方法は勉強中(むずい。特に親機(?)側が)

2017年11月4日土曜日

音声認識 Speech to Text サービスの無料枠を比較

音声をテキスト化してくれるサービスの無料枠はどんなもんかまとめ。
2017年11月現在の情報です。

Google Cloud Speech API

60分まで無料(たぶん毎月)

Bing Speech API

毎月5000回無料(まじで?)
送れる音声データは15秒まで。

BlueMix Watson Speech To Text

毎月100分無料・30日使ってないと消される。
一度に送れる音声はストリーミングも一括送信も 100M まで。

docomo 音声認識API【Powered by NTTテクノクロス】

個人利用限定・AndroidとiOS用SDKのみなので試してない。

docomo 音声認識API【Powered by アドバンスト・メディア】

基本法人向けで開発キーの利用期間は90日間、とのことなので試してない。

2017年11月3日金曜日

at コマンドで秒を指定する方法

最近は cron がブイブイ言わせているようですが、1回きりの処理では at コマンドのほうがラクチンです。私は。

まぁ、そんなことはどうでもよくて、秒まできっちり指定したい場合には以下の方法が(環境によっては)使えるらしいです。

2017年12月01日15時00分30秒を指定したい場合。
$ at -t 201712011500.30
というように、「.」に続けて秒を指定すればOKらしいです。
-t オプションについてはググってください。

ただ、残念ながら Raspberry Pi の Raspbian では無視されてしまうようです。
(.30とか追加してもエラーにはならないが00秒で実行される)
なので実際に機能しているところは見たことありませんw

そもそも Raspberry Pi の Raspbian にはデフォで at コマンド入ってないので
$ sudo apt-get install at
する必要があります。

私は音声認識でタイマーをセットさせたかったので、0秒から59秒の sleep を含んだシェルを用意するという力技で解決しました。

2017年12月01日15時00分30秒を指定したい場合。
$ at -t 201712011500 -f ./timer30.sh
timer00.sh のなかには sleep と実行したいコマンドが記述されています。
かなり頭の悪い方法ですが cron でも使えるかもしれないです。(試してない)

つーか
$ at -t 201712011500 -f ./timer.sh 30
とかいう感じに引数指定できないんですか?
なんかいい方法あったら教えてください。