- まずそもそも酵素は生き物じゃねーし。
- 酵素を食べても体内でアミノ酸に分解されるから体内の酵素は増えない。(日本経済新聞「科学」にだまされないで 健康食品のウソ・ホント」)
- 酵素は50度~70度程度(種類による)で活性を失う。なので
死ぬ非活性化するのは確かだが、甘酒作成後も活性にしておく必要はない。 - 酵素そのものより酵素の働きにより生成される栄養が大事。
- 甘酒を塗ったら効果あるかもね。
- 「造り酒屋の杜氏さんやお味噌屋さんの手がとても綺麗」で、顔は?
食べて効果があるなら全身に効果があってもいいんじゃない?
食べた場合の美白効果の研究結果が見当たらない。 - 化粧水やクリームの商品ばかり。なんでドリンクないの?
- ちなみにコウジ酸は比較的(?)熱に強いとのこと。熱に弱い酵素や麹菌と混同注意。
- 小動物に人への規定量を遥かに上回る高濃度のコウジ酸を餌に混ぜて食べさせた結果、発がん性が確認されて化粧品業界震撼。(2003年)
でも塗るぶんには問題ないことが証明されて一安心。化粧品も販売再開。(2005年)
だからまぁきっと飲んでも大丈夫w - なお、味噌、醤油、お酒に関しては、醸造中に微生物、酵素などの影響により分解されるため、最終製品中にコウジ酸が残存する可能性は少ないとのこと。甘酒なんてマイナーな嗜好品の調査は行われておりませんよプゲラウヒョ。
- そもそも点滴は栄養豊富という知識が誤り。「点滴 栄養補給」でググれ
- もっとも多く使われる点滴は0~100kcal(500ml当たり)と、かなりの雑魚との比較。
- 点滴で補給できる栄養量は微々たるもので、通常、点滴は胃腸虚弱時の水分補給に用いられるもの。
- まずは、ビタミンやミネラルについて。以下、参考サイト。アミノ酸については後記。
・ 甘酒80ccの栄養成分表(カロリーSlism)
・ グリコ栄養成分ナビゲーター:「一般食品 > し好飲料類 > その他」に甘酒があります。
・ 文部科学省 食品成分データベース:「あまざけ」で検索ぅ。 - 米麹なのか酒粕なのか、生なのか乾燥なのか、火入れ後なのか、などの状態は不明ですが、少なくとも上記のデータ上では、それほど特別に栄養価の高い食品ではないことが分かります。
- 同量の豆乳や牛乳などと比較してみましょう。
あなたの求める栄養は、本当に甘酒でとるのがベストなのか調べましょう。
ぶっちゃけビタミンとかミネラルが欲しいのなら目玉焼きでも食ったほうが数倍から数百倍効率的です。
まぁたしかに色々入ってるっちゃー入ってますがね。
甘酒製品のページに掲載されていた成分表をまとめてみました。
製品名はとりあえずふせておきます。あと一部単位が違うので注意。親切なので卵の成分も書いておきますね。(^^)
甘酒 | 卵 | ||||
米麹 | 酒粕 | 鶏 | |||
量 | 100ml | 100g | 100g | 100g | 100g |
スレオニン | 39mg | 48mg | 55mg | 7mg | --- |
バリン | 65mg | 95mg | 84mg | 13mg | 858mg |
メチオニン | 26mg | 58mg | 40mg | 23mg | 380mg |
イソロイシン | 43mg | 78mg | 59mg | 7mg | 671mg |
ロイシン | 87mg | 128mg | 116mg | 19mg | 1086mg |
フェニルアラニン | 56mg | 74mg | 74mg | 11mg | 680mg |
リジン | 38mg | 76mg | 52mg | 10mg | 912mg |
トリプトファン | 14mg | 13mg | 20mg | --- | 167mg |
アルギニン | 84mg | 134mg | --- | 24mg | 820mg |
アスパラギン酸 | 99mg | 132mg | --- | --- | 1329mg |
アラニン | 61mg | --- | --- | 14mg | 735mg |
セリン | 55mg | --- | --- | 8mg | 971mg |
プロリン | 53mg | --- | --- | 4mg | 512mg |
グリシン | 52mg | --- | --- | 6mg | 432mg |
チロシン | 52mg | --- | --- | 15mg | 499mg |
グルタミン酸 | 182mg | --- | --- | 22mg | 1673mg |
ヒスチジン | 28mg | --- | --- | 4mg | 309mg |
シスチン | 25mg | --- | --- | --- | 272mg |
- 必要なのはコウジカビ由来の酵素(アミラーゼ)であって、麹菌そのものではない。
- 麹菌は50度前後で死滅するので、甘酒製造時には早々に死滅するし生きていてもらう必要はない。
- 菌は死んでも米麹の栄養はとれる。
- つまり乾燥米麹でもいんじゃね?
- もっと言えば、酒粕タイプの甘酒でもいんじゃね?酒粕だって栄養豊富wだよ?
- あー、ブドウ糖の量はハンパないけどね。(調子のってると糖尿病のリスク)
- 痩せたいなら体動かせ筋肉つけろ。
- 乳酸菌を増やさないように60℃程度で作るのに、できあがったものに乳酸菌の効果を期待するって意味不明なんですけどwww
間違いがありましたらご指摘頂ければと思います。
ちなみに私は甘酒大好きです。
でも大した効果も期待できないのに「甘酒すげー」とかいうサイトばかりなので、まとめてみました。
うまけりゃいーんだよ。