micro:bit の大きな GPIO 端子にはバナナクリップやワニクリップを繋ぐことができますが、何度もガシガシしてると傷ついてしまいそうで心配になります。
そこで、Kitronik の
電源ボードを参考に、GPIO 端子にネジ(ボルト)を付けてみたところ、すごく便利だったので記事にしてみました。
なお、この記事は
microbit Advent Calendar 2017 の21日に参加しています。
作り方
まず、以下のものを用意します。
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※写真のスペーサーは 10mm です; |
- 皿ネジ×5個:サイズ M3、長さ 5mm
- スペーサー(オネジ・メネジ)×5個:サイズ M3、長さ 5mm
- ナット×5個:サイズ M3
通電させたいので、いずれも素材は黄銅(真鍮)、メッキはニッケルのものが良いです。
ネジは皿です。なべネジだと隣接する端子に接触してしまう恐れがあります。
画像内の「お菓子の箱の紙」は絶縁用に用意したものですが、お金に余裕のある人は素直に絶縁ワッシャーを用意すべきだと思います。(でも後記の理由により要らないかも)
で、それらをこんな感じに取り付けます。
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※しつこいようですがこのスペーサーは 10mm です; |
ネジ・micro:bit・絶縁体・スペーサー・ナット、という順番です。
ちなみに、
こちらの記事によると micro:bit の裏側の GPIO 端子(っぽいもの)はどこにも繋がっていないらしいので、そもそも絶縁する必要もないかもしれません…未確認ですが…(^o^;)
さて、これらを取り付けるだけで、なんと micro:bit が!
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※既にご承知の通り 10mm です |
立ちます!(爆)
LED も見やすくなるし、操作もしやすくなるので個人的にはこれだけでもやる価値はあると思います。まじで。
ただし、うっかり鉄板などの上に置くとショートするのでご注意くださいw
ちなみに写真のように 10mm のスペーサーを利用すると、より安定します(>▽<)b
そして当初の目的通り、心置きなくワニれます。
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ネジ山は気にしない派 |
さらにナットで足を挟めば……
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足はかぎ状にすると良い |
ブレッドボードに刺せれて、これまた便利!
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しかも立つ! |
さらにさらに、ユニバーサル基板をなんやかんやすることでオリジナルの電源ボードなんかも付けることができます!ヽ(=´▽`=)ノ
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せっかくなので圧電サウンダとブザーとLEDも付けた |
コンパクトかつコードレスなので持ち運びやすくなって、超絶便利です。
こういった使い方をする場合、スペーサーの長さを 5mm にすることがポイントです。
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皆さんお待ちかね 5mm の写真です |
写真では私の無計画な半田付けがそれを台無しにしていますが、5mm スペーサーだと基盤がうまいこと電源用コネクターに乗っかって、安定することが分かるかと思います。
このオリジナル電源ボードの作り方も、いつか記事にしたいと思います。
おわりに…
ネジとかナットってホームセンターとかだと100個単位とかでしか売ってなくて全然安くないし、そもそも鉄ユニクロとかしかなかったりするので、電子部品屋さんで買ったほうが良かったりしますよねー。
初めてアキバの西川電子部品さんで買ったんですが、「全部で60円!」とか言われたときはなんか申し訳ない気持ちになりましたw
おしまい!